PLANギャラリー

CONCEPT

マンションの一室の内部が解体撤去され、スケルトンだけになった状態は解体前とは違い様々な可能性をもった自由な空間だと思います。このプランは出来るだけその空間の自由さを残したプランにしています。広くはない限られた面積からいかに最大限の居室スペースを作るか、デットスペースをなくすかということを最大限優先し、先ず水周りをコンパクトにまとめました。コンパクトですが使い勝手のよい快適な水周り空間です。残りのスペースは可動収納で自由に仕切ることにしました。間仕切りはありませんが部屋の中央に残った柱形を中心にゾーンを分けられる様に考えてあります。ただ何もない空間は意外と取りとめがなく使いにくい場合もあります。一見邪魔な用に見える柱ですが、空間をゾーン分けする役割も担ったり、空間にアクセントを与えたり、名脇役のような存在に見えてきませんか？